ハリド・シェイク・モハメド被告=2003年3月(ロイター=共同)
 ハリド・シェイク・モハメド被告=2003年3月(ロイター=共同)

 【ニューヨーク共同】キューバのグアンタナモ米海軍基地の特別軍事法廷は28日、2001年の米中枢同時テロの主犯格とされる国際テロ組織アルカイダ幹部ハリド・シェイク・モハメド被告の自白証言に証拠能力がなく、公判の事実認定に使用できないと明らかにした。米紙ニューヨーク・タイムズなどが報じた。

 同紙によると証拠能力がないとされたのは連邦捜査局(FBI)に対する自白証言。モハメド被告は拘束後、拷問を受けていた。検察側は証言を決定的な証拠としてきただけに犯行の立証や公判の進行に影響が出そうだ。

 ニューヨーク・タイムズによると、裁判官側は「検察側は被告の供述が自発的なものと証明できなかった」と指摘した。