クリステン・ウェルカー氏=2020年、テネシー州ナッシュビル(ロイター=共同)
 クリステン・ウェルカー氏=2020年、テネシー州ナッシュビル(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は30日、NBCテレビの名物番組「ミート・ザ・プレス」の女性司会者クリステン・ウェルカー氏が自身を中傷する発言をしたと怒り、放送や通信業界を監督する連邦通信委員会(FCC)に処分を求めると交流サイト(SNS)に投稿した。放送局や言論への露骨な圧力に懸念が強まりそうだ。

 トランプ氏は、ウェルカー氏が選挙を巡るトランプ氏の候補者推薦について「成果はまちまちだ」と述べたと批判。自身の推薦は候補者の勝利に貢献していると反論し「急進左派メディア」による嫌がらせだと主張した。FCCに通報する考えを示した。

 トランプ氏は11月の中間選挙に向け、各選挙区で推薦する候補を頻繁に発表。推薦の威力を示すことで求心力をアピールしており、疑問視する声に神経をとがらせているとみられる。

 トランプ氏は6月にミート・ザ・プレスに出演。自身の主張をウェルカー氏に反論されると、不満をあらわにしてインタビューを打ち切り、退席する一幕があった。