川崎重工業は水素事業の商用化に向けて資金調達した(同社の液化水素運搬船)

川崎重工業は水素事業の商用化に向けて資金調達した(同社の液化水素運搬船)

(8月21日公開の日経電子版から転載)

 川崎重工業が7月、30年ぶりの公募増資に踏み切った。新株予約権付社債(転換社債=CB)と組み合わせて約2000億円を調達し水素事業や人工知能(AI)関連に充てる。市場は攻めの投資を収益に結びつけられるか注視する。

 「既存株主への影響を十分に考慮したうえで、今後の成長投資に向けた借り入れ余力の拡大を図った」。川重の山本克也副社長は7日に開いた4~6月期決算説明会で、エクイティファイナンス(新株発行を伴う資金調達)の狙いについてこう語った。