世界文化遺産「佐渡島の金山」(新潟県佐渡市)の朝鮮半島出身者を含む全ての労働者の追悼式が12日に開催されることが3日、関係者への取材で分かった。県と市、民間団体で構成する実行委員会が主催し、今年で3回目。韓国側は2024、25年、日本側の追悼あいさつの表現を巡り欠席している。

 佐渡金山を巡っては、韓国政府は朝鮮半島出身者の強制労働があったと主張しており、毎年の追悼式開催などを条件に世界遺産登録に同意した経緯がある。

 24年11月に初めて追悼式を開催したが、追悼の辞で「強制労働」との表現を避けたい日本側との溝が埋まらず、遺族らと韓国政府関係者は佐渡市内で独自の追悼式を営んだ。