和歌山、奈良、三重3県で88人の死者・行方不明者が出た2011年の紀伊半島豪雨から15年となった4日、被災した地域で追悼行事が開かれた。29人が犠牲になった和歌山県那智勝浦町では、29個のキャンドルをともし故人に思いをはせた。主催した岩渕三千生さん(65)は「何年たってもつらい気持ちは変わらない。当時のことは忘れたらあかん」と訴えた。
キャンドルは慰霊碑の前に並べられ、同町を流れる那智川流域で豪雨災害が発生し始めた時間とされる午前1時ごろに点火。時折月がのぞく曇り空の下、遺族ら十数人が集まり、静かに手を合わせた。
母と姉を亡くした公務員の寺本圭太さん(37)は「あっという間の15年だった」と話した。
























