【ワシントン共同】米首都ワシントンで歴史博物館などを運営するスミソニアン協会は8日、協会トップのロニー・バンチ事務局長が年内に退任すると発表した。トランプ政権は「愛国的な歴史観」に沿った内容に展示を修正するよう協会に圧力をかけてきた。

 米紙ワシントン・ポストは、バンチ氏が協会の独立性を主張し、政権と対峙してきたと指摘。バンチ氏の退任で協会は「大きな転換期を迎える」と指摘した。

 トランプ大統領は昨年3月、協会から「反米主義」を排除するよう命じる大統領令に署名。米国の功績をおとしめる「歴史の改変」があったと非難し、博物館などの展示内容の修正を執拗に求めている。