徳島市の遠藤彰良市長は9日の市議会定例会で、市内のホテルや旅館の宿泊客に課す「宿泊税」の導入を検討すると表明した。宿泊事業者へのヒアリングを実施し、税額や導入時期を協議する。遠藤氏は「財源確保策の一つ。(2028年4月までの)任期中に方針を示す」と述べた。

 厳しい財政状況の中、観光に持続的に投資できるようにする狙い。実現すれば県内初となる。使い道は阿波おどりなどの観光振興や、観光客の受け入れ環境の整備に活用することを想定する。

 市によると、市内の宿泊者数は22年から増加傾向にあり、25年は延べ77万2千人だった。