中道改革連合の全議員懇談会に向かう小川代表(左)と笠浩史氏=9日午前、国会
 中道改革連合の全議員懇談会に向かう小川代表(左)と笠浩史氏=9日午前、国会

 中道改革連合は9日午前、全議員懇談会を国会内で開いた。立憲民主、公明両党の出身議員による分裂を巡り協議。小川淳也代表ら執行部は、党を残した上で、立民系と公明系の大半の議員がそれぞれ離党する「分派」形式を採る方針だ。立民系は新党結成を視野に入れ、公明系は参院議員が残る公明に復党する方向で調整する。分裂後も衆院で統一会派を結成し、連携を維持する見通しとなっている。

 中道は懇談会後、臨時常任幹事会で方針を最終決定する。小川氏は国会内で記者会見し、今後の方向性を表明する。懇談会に先立ち、立民系と公明系は国会内でそれぞれ会合を開き、意見交換した。

 中道に残る議員は立民系を想定し、人選などを検討する。秋に見込まれる臨時国会を見据え、統一会派結成に向けた手続きも進める。

 中道は1月、立民や公明を離党した衆院議員らが結党。当初は立民と公明に残った参院議員や地方組織も早期に合流する想定だった。しかし、2月の衆院選で中道が大敗し、慎重論が強まった。3党は合流に向けて協議したが、8月31日の3党党首会談で合流断念を確認した。