13人が死亡した8月の千葉豪雨から、13日で1カ月。排水能力を超えた水があふれる「内水氾濫」で道路や住宅が広範囲に浸水。アンダーパスで犠牲者が出たほか、水没するなどして動けなくなった3千台以上の車両が一時、路上に残された。その後も大雨は全国で相次ぎ、都市型水害の課題が浮き彫りになっている。
これまでの千葉県の集計では住宅被害は7042棟。地下の電気設備などが水没し、マンション13棟でいまだにインフラ機能が復旧していない。浸水した水田は21市町村で計約1487ヘクタール。農業被害は計約76億円と試算され、農家からは再建を不安視する声も上がる。
千葉市が整備したばかりの貯留槽は25メートルプール約54杯相当の容量だったが満杯に。担当者はハード面の対策には限界があると漏らした。大網白里市ではJR大網駅周辺などが冠水。交通網も乱れた。9月6~7日の大雨で再び浸水するなど周辺はたびたび被害に見舞われており、市は治水の専門部署を設置する方針だ。























