遺伝子改変し拒絶反応を起きにくくしたブタの腎臓を人に移植する「異種移植」について、腎移植を待つ患者や人から提供を受けた経験者らの約8割が「受けたい」「条件付きで受けたい」と前向きな姿勢を示しているとの調査結果を、千葉大の研究チームが12日、東京都内で開かれた日本移植学会で発表した。

 一般市民を対象にした別の調査では、自分がブタの臓器移植を受けることに抵抗感を示す人が8割近くに上っており、今回とは対照的。千葉大病院の木下和也特任助教は「当事者は一般市民より異種移植への関心が高く、身近に感じている人が多い」と話した。

 調査は2025年9月~26年6月に実施、100人が回答した。