【ニューヨーク、ワシントン共同】ベセント米財務長官と中国の何立峰副首相が20日、ニューヨークで会談した。24日のワシントンでの首脳会談に向け、主要議題の人工知能(AI)の安全性や貿易問題で論点を整理し、認識をすり合わせる。
ベセント氏は会談前に報道各社に出した声明で「米国はAI分野のリーダーだ」と主張し、AIのリスクの回避を「協議する用意がある」と述べた。また、中国で主流の「オープン型」AI開発と、米国の主要企業が採用する「クローズ型」の両方について話す見通しだと明らかにした。
AIを巡っては制御不能に陥る懸念が高まっており、米アンソロピックなどが開発の減速を訴えている。米中は5月の北京での首脳会談で、AIに関する政府間対話の設置に合意したが、一方で主導権の確保を目指して有志国の囲い込みを強化。両国企業の開発競争も激しく、歩み寄りは容易でないとみられる。
貿易では、昨年10月の韓国での首脳会談で合意した1年間の「休戦」の扱いが議題。11月の期限を延長する公算が大きいが、期間が焦点だ。























