【北京共同】中国で2000年に失踪した当時30代の女性が26年ぶりに山東省で発見された。約20歳年上の高齢男性と暮らし風貌も失踪時とは大きく変化。人身売買の可能性があることから大きな注目を集めている。香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストなどが4日までに報じた。

 農村について配信するインフルエンサーが交流サイト(SNS)で、同省の農村で出会った女性の動画を配信したことが発見のきっかけ。女性はみすぼらしい姿で認知機能に問題があるように見えるにもかかわらず、英語を話し、貿易関連の専門用語を口にしたことなどからインターネットで話題になった。

 女性は家族の名前や出身地の北京の地名を覚えていた。

 女性が村に来たいきさつは不明だが、村では女性は同居の高齢男性の妻だと見なされていた。男性は警察に連行された。

 複数の香港メディアによると、女性は北京の裕福な家庭の出身でかつてはバレエを習い、英語も流ちょうだった。今は白髪が混じり虚弱な様子。失踪前の写真とは雰囲気が一変し、変貌ぶりが社会に衝撃を与えた。