天を仰ぐようにして喜びを爆発させた。日本女子オープン選手権最終日の4日。降りしきる雨の中で「勝って泣いたことがない」と言う申ジエの目に涙が光る。プレーオフの激闘の末、勝ちたくても勝てなかった大会を制し「うれし涙の意味が初めて分かった」とかみしめた。
桑木を3打差で追う後半に怒濤の追い上げを見せた。13番は16メートルを沈めてバーディーを奪って加速した。続く14番でさらに縮め、17番でついに捉えてプレーオフへ。3ホール目で4・5メートルをねじ込み「初めてのチャンスで、いいバーディーで終われた」と、23歳の若い実力者を突き放した。
昨年5月の国内四大大会、ワールド・サロンパス・カップで勝って30勝に王手をかけた。「近いと思っていたあと1勝まで長かった」と実感を込めた。念願の日本女子オープン選手権優勝で決めるあたりが心憎い。国内四大大会を完全制覇するとともに、7人目の永久シードも手に入れた。
米女子ツアーで賞金女王になり、世界ランキング1位にも輝いた。「これからも体を手入れしながら、いいプレーをしたい」。























