山口県上関町長選で再選が決まり、支援者らにあいさつする西哲夫氏=4日夜、上関町
 山口県上関町長選で再選が決まり、支援者らにあいさつする西哲夫氏=4日夜、上関町

 中国電力が使用済み核燃料中間貯蔵施設の建設を計画する山口県上関町で、任期満了に伴う町長選は4日、現職の西哲夫氏(79)が政治団体代表の原康司氏(54)を破り、再選を確実にした。計画が浮上してから初の町長選。西氏は選挙戦で計画推進を訴えていた。

 原氏は施設への賛否を明言せず「町長選の争点ではない」と主張。一方、西氏は「施設が必要なのかどうか、判断していただく」と訴えていた。中国電は、貯蔵量や稼働時期を盛り込んだ事業計画をまだ提示しておらず、施設の全容が分からない状況での選挙戦となった。

 投票率は77・99%で、過去最低となった2022年の前回選を3・02ポイント上回った。