年代別体力合計点の推移
 年代別体力合計点の推移

 30~40代女性の体力が2001~25年度の約25年間で低下傾向にあることが11日、スポーツ庁が公表した体力・運動能力調査結果で分かった。この年代ではスポーツクラブなどへの所属率が低下し、週1日以上の運動習慣がある人も減る傾向だった。専門家は「仕事と家事・育児を両立する中で女性に重い負担がかかり、運動したいと思っても時間や費用面からできない層が一定数いると考えられる」と分析している。

 調査は幅広い世代の体力や運動能力を把握するために毎年実施。長座体前屈や20メートルシャトルランなどの結果を点数化した「体力合計点」を5段階で評価している。今回公表されたのは25年度の結果で、01年度以降の推移分析も行った。

 01年度を100%として20~70代男女の体力合計点の推移を見ると、女性は25年度までに30代が96・3%、40代が93・6%に低下した。一方、男性は30代が102・2%に上昇、40代は18年度までおおむね横ばいで推移したが、その後下がり、25年度で98・8%だった。他の年代では男女とも上昇傾向だった。