東京都町田市立小6年だった女児が2020年に自殺したのは、学校が同級生らによるいじめに適切に対応しなかったためだとして、女児の両親が市に計約9千万円の損害賠償を求め提訴した。15日、東京地裁立川支部(中久保朱美裁判長)の第1回口頭弁論で、市側は請求棄却を求めた。
訴状によると、女児は同級生らから「死ね」「うざい」と暴言を吐かれたり、悪ふざけで友人関係を解消すると告げられたりしたとしている。女児は20年11月、いじめを訴える遺書を残し死亡した。
原告側は、20年9月に学校が行ったアンケートで、女児が友人関係について相談したいことがあると回答していたが、当時の担任や学校が対応せず、いじめが継続したと主張している。
この問題を巡っては、町田市教育委員会が24年に公表した第三者委員会の報告書で複数のいじめが認定された一方、自殺の原因は特定できないと結論付けられていた。
女児の遺族は加害児童側も提訴しており、「娘がなぜ自ら命を絶たなければならなかったのか、真実を知りたい」とのコメントを出した。
























