「友情人形」のフランセッタについて話す贈り主の子孫、レスリー・ニューハウスさん(左)と荒川史康インディアナ大准教授=16日、米インディアナ州ブルーミントン(共同)
 「友情人形」のフランセッタについて話す贈り主の子孫、レスリー・ニューハウスさん(左)と荒川史康インディアナ大准教授=16日、米インディアナ州ブルーミントン(共同)

 【ブルーミントン共同】1927年に米国から「平和の使者」として日本に贈られた「友情人形」(通称・青い目の人形)のうちの1体で、愛媛県の小学校が保存する「フランセッタ」が米中西部インディアナ州に里帰りを果たし、16日に贈り主の子孫と対面した。フランセッタが同州に里帰りするのは初めてで、約100年ぶりとみられる。

 友情人形は米国で日本からの移民流入により反日感情が高まる中、両国の親善を図ろうと民間団体が約1万2700体を日本全国に贈った。友情人形が直接の贈り主の子孫と対面するのは珍しい。

 インディアナ大考古学・人類学博物館(同州ブルーミントン)で17日から始まる日米人形交流100年に関する展覧会の開幕行事で対面した。

 フランセッタを保存する愛媛県西予市立明浜小に残る記録から、同大人類学部の荒川史康准教授が贈り主を同州インディアナポリスのフランク・ジョーダンさんと特定。その弟の孫に当たるレスリー・ニューハウスさん(77)を捜し出した。

 フランセッタを目にしたニューハウスさんは、何度も「素晴らしい」と繰り返した。