2030年度から正式な教科書となるデジタル教科書を巡り、文部科学省が、紙とデジタルを組み合わせた「ハイブリッド」を基本とし、構成は紙を中心にデジタル部分を補完的な扱いとする大臣指針の素案をまとめたことが19日、関係者への取材で分かった。完全デジタルの教科書については、小学4年以下では使用を認めないことなども盛り込む。導入後は学習や健康への影響を検証し、必要に応じて見直す。
22日の有識者会議で示す。デジタル教科書を正式な教科書とする改正学校教育法などが6月に成立し、教科書は今後「紙のみ」「デジタルのみ」、紙とデジタルを組み合わせて1冊の教科書とする「ハイブリッド」の3形態となる。教育委員会や国私立学校長らがどの形態の教科書を使うか選ぶことになり、指針は教科書会社や教委などの判断の目安となる。
指針の素案では、ハイブリッド型でのデジタル部分の割合は小4以下でより限定的にする。完全デジタルについては小4以下で認めず、小5以上では外国語(英語)の他、音楽や美術といった実技系教科などに限定するとした。
























