セルビア議会選でセルビア進歩党を率いるブチッチ前大統領が敗北を宣言し、歓喜に沸く人たち=25日、ベオグラード(AP=共同)
 セルビア議会選でセルビア進歩党を率いるブチッチ前大統領が敗北を宣言し、歓喜に沸く人たち=25日、ベオグラード(AP=共同)

 【ベオグラード共同】旧ユーゴスラビアのセルビアで25日、議会(定数250)選が投開票され、2012年から政権を握る中道右派の与党、セルビア進歩党を率いるブチッチ前大統領(56)が敗北を宣言した。現政権への抗議デモを続けていた学生らが主導する新興政治勢力「学生リスト」が過半数の議席を獲得し、政権交代が実現する見通しとなった。

 24年に起きた北部ノビサドでの駅舎崩落事故をきっかけに、事故の責任や汚職を追及する学生らが各地で抗議デモを継続。現政権の強権体制への不満を吸収し、幅広い支持を獲得した。学生リストは事前に首相候補を示しておらず、次期首相は今後決まる方針。