家電各社が今後発売する家庭用エアコンの価格が大幅に上昇する見通しだ。新たな省エネ基準への対応に加え、中東情勢の混乱を受けた原材料高も直撃。最大手のダイキン工業の値上げ幅は最大3割程度となる。足元のエアコン販売は割安な旧モデルへの駆け込み需要で記録的な伸びを示すが、今後は反動減が生じる恐れがある。
ダイキンは来年3月に発売する、新たに省エネ基準に適合させた商品について2~3割程度の値上げを見込む。現行の6畳向け機種は東京都内の量販店で12万~18万円程度で販売されており、2万~5万円程度上がることになる。
来春厳格化される基準を満たすには、熱交換器の大型化や圧縮機の性能向上といった改良が必要なためだ。ただ消費者にとっては購入時の負担が重くなるものの、月々の電気代は安くなるメリットもある。
中東情勢の悪化でナフサやアルミ、銅といった原材料が高騰し、新基準に対応済みの上位機種も値上げされる。























