アジア太平洋経済協力会議(APEC)は3日、閣僚会議をオンラインで開いた。出席した茂木敏充外相は、世界経済の不確実性が高まる中、サプライチェーン(供給網)で密接につながる域内の経済活動への悪影響を防ぐため、参加国・地域が一致して対応する必要があると訴えた。外務省が4日発表した。
ルールに基づく自由で公正な国際経済秩序の強化が重要だと強調。中東情勢の早期沈静化がエネルギー安全保障の観点から重要だと指摘した。閣僚会議には赤沢亮正経済産業相も出席した。
中国外務省によると、王毅外相は会議で「現在、経済のグローバル化は逆風に直面している」と指摘。世界貿易機関(WTO)を中核とする多国間の貿易体制を維持し、開放的なアジア太平洋経済を構築すると表明した。
王文濤商務相は、国際情勢の変動や混乱でサプライチェーンの断片化リスクが高まり、世界経済の成長が力強さを欠いていると主張。「人工知能(AI)などの新技術のオープンソース化を奨励し、実際の行動で地域経済の一体化の構築を推進していく」と強調した。























