アイドルグループ「AKB48」が活動開始20周年を記念した日本武道館公演に臨んだ。初代総監督の高橋みなみ、歴代最長在籍期間を誇る柏木由紀らOGも駆け付け、現役メンバーと共にヒット曲を次々披露した。
6日の公演は高橋の「AKB~!」のかけ声で始まる「RIVER」で幕開け。高橋、柏木、小嶋陽菜、峯岸みなみ、指原莉乃と現役メンバーの共演で最初から会場の熱気は最高潮だ。続く「重力シンパシー」からは横山由依らも加わった。
小柄な体で力いっぱい踊った高橋は、MCで「衣装が飛びました…」と、肩の部分が外れたハプニングを告白して沸かせ、小嶋は「新旧AKBオタクのみんな、元気~?」と呼びかけ和ませた。
「愛しさのアクセル」では、高橋や現役の向井地美音ら歴代総監督4人が剣を使ってパフォーマンス。「大声ダイヤモンド」や「どうしても君が好きだ」などさまざまな年代のヒット曲が続いた。
OGは高難易度のダンスで知られる2021年のヒット曲「根も葉もRumor」にも挑戦し、歌い終えると同時に息を切らせてその場に倒れ込んだ。高橋は苦しげに缶から酸素を吸入。峯岸は「プレッシャーで泣いた」と目を潤ませ、唯一現役時代に踊った経験がある柏木から教わり猛練習したと明かした。
最後には全員で「夕陽を見ているか?」を合唱、歴代メンバーで作り上げたステージを締めくくった。記念公演は4~7日に開催され、千秋楽には前田敦子らも登場した。AKBが出場する年末のNHK紅白歌合戦には前田らも出演予定。
























