自動車運転処罰法の危険運転致死傷罪に関する法務省の有識者検討会で13日に示された報告書案は、飲酒や高速度の処罰要件の明確化という方向性を打ち出した。悪質運転で大切な人を奪われた遺族らの痛切な思いを受け止めた形で、法改正は急務だ。近年も適用の可否が課題となる事例が相次いでおり、捜査現場からは見直しを歓迎する声が上がる。一方、学者は「適切な数値設定ができるのか」と懸念する。
自動車運転処罰法の危険運転致死傷罪に関する法務省の有識者検討会で13日に示された報告書案は、飲酒や高速度の処罰要件の明確化という方向性を打ち出した。悪質運転で大切な人を奪われた遺族らの痛切な思いを受け止めた形で、法改正は急務だ。近年も適用の可否が課題となる事例が相次いでおり、捜査現場からは見直しを歓迎する声が上がる。一方、学者は「適切な数値設定ができるのか」と懸念する。