洲本市の事件・事故
洲本市の事件・事故

 洲本署は4日、自動車運転処罰法違反(過失致傷)と道交法違反(救護義務違反・事故不申告)の疑いで南あわじ市の会社員の男(60)を逮捕した。

 逮捕容疑は8月26日午後6時55分ごろ、洲本市五色町鮎原下の県道で、軽乗用車を運転中、近くに住む無職の男性(81)がリードを付けて連れていた犬2匹と衝突。男性は引きずられて転倒し、重傷を負ったが、そのまま立ち去った疑い。

 男は「動物に当たった認識はあるが、けがをさせた認識はない」と容疑を否認している。

 同署によると、男性は頭の骨と右鎖骨を折る重傷。命に別状はないという。連れていた犬は1匹が死んだ。現場近くの防犯カメラや、同時刻に近くを通った車のドライブレコーダーの映像などから、男が浮上したという。