国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）は３月の総会（ギリシャ）で、任期満了で退任するバッハ会長（７１）＝ドイツ＝の後任を選ぶ会長選を実施する。昨年１２月には７人の候補者が公約を発表。日本人で初めて立候補した国際体操連盟の渡辺守成会長（６５）は、夏季大会を世界五大陸で共催する「五大陸五輪」構想を披露し、独自色を強く打ち出した。強権的な手法が目立ったバッハ氏に対し、反発姿勢を鮮明にする候補も出現。巨大スポーツ組織のトップを巡る争いが本格化してきた。
【ＩＯＣ会長選】渡辺氏、独自色強く 「反バッハ」鮮明の候補も
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