日本のサケ漁獲数の大半を占める北海道で深刻な不漁が続いている。北海道によると、最多の2003年は5647万匹だったが近年は3割ほどに落ち込み、24年は記録が残る1989年以降で2番目に少ない1562万匹。研究者は、温暖化の影響でサケが回遊中の食料争いに敗れ、放流された川に帰れなくなっているといい「このままでは来世紀には日本のサケがいなくなる」と警鐘を鳴らす。
日本のサケ漁獲数の大半を占める北海道で深刻な不漁が続いている。北海道によると、最多の2003年は5647万匹だったが近年は3割ほどに落ち込み、24年は記録が残る1989年以降で2番目に少ない1562万匹。研究者は、温暖化の影響でサケが回遊中の食料争いに敗れ、放流された川に帰れなくなっているといい「このままでは来世紀には日本のサケがいなくなる」と警鐘を鳴らす。