ドイツのための選択肢(AfD)が第1党になった州
 ドイツのための選択肢(AfD)が第1党になった州

 ドイツ総選挙で「極右」と称される「ドイツのための選択肢(AfD)」が躍進を遂げた。寛容な移民政策に反発する国民に自国第一を訴え、東西統一から30年以上たっても格差が埋まらず不満を募らせる旧東ドイツ地域を席巻。「反ナチス」を国是としてきたドイツで、4年後の次回選挙で政権を狙えるまで地歩を固めた。社会の変容があらわになる一方、AfDに抗議するデモも頻発する。