太平洋戦争の沖縄戦で看護に従事し犠牲となった女子生徒らを慰霊する「ひめゆりの塔」(沖縄県糸満市)の展示説明を巡り「歴史の書き換え」と発言した自民党の西田昌司参院議員に対し、与野党から非難が相次いだ。西田氏は撤回を拒否しており、夏の参院選を控えた自民執行部は対応に苦慮する。擁護すれば党も批判される一方、厳しく臨めば保守派の離反を招く恐れがあるためだ。
太平洋戦争の沖縄戦で看護に従事し犠牲となった女子生徒らを慰霊する「ひめゆりの塔」(沖縄県糸満市)の展示説明を巡り「歴史の書き換え」と発言した自民党の西田昌司参院議員に対し、与野党から非難が相次いだ。西田氏は撤回を拒否しており、夏の参院選を控えた自民執行部は対応に苦慮する。擁護すれば党も批判される一方、厳しく臨めば保守派の離反を招く恐れがあるためだ。