自宅の庭でインタビューに答える新城俊昭さん
 自宅の庭でインタビューに答える新城俊昭さん

 沖縄戦の組織的戦闘終結から23日で80年。県民の4人に1人が死亡したとされる甚大な犠牲があった。戦後も長く米国統治下に。在日米軍基地の7割が今も沖縄にあり、米兵犯罪が絶えず、「戦後0年」とも言われる。沖縄戦を掘り下げる意義や基地と併存する苦難、そして本土はどう向き合うべきなのか。沖縄の戦後世代で気鋭の歴史学者で沖縄大客員教授の新城俊昭さんに聞いた。(聞き手、共同通信編集委員 三井潔)