5月の実質賃金が5カ月連続でマイナスとなり、賃上げに伴う暮らしのゆとりを実感できない現状を裏付けた。国民の不満解消へ、与野党は参院選で、さらなる賃上げに向け政策を競い合う。各党とも最低賃金の引き上げなどを掲げるが、企業は賃上げの余力は乏しいと警戒感を強める。
5月の実質賃金が5カ月連続でマイナスとなり、賃上げに伴う暮らしのゆとりを実感できない現状を裏付けた。国民の不満解消へ、与野党は参院選で、さらなる賃上げに向け政策を競い合う。各党とも最低賃金の引き上げなどを掲げるが、企業は賃上げの余力は乏しいと警戒感を強める。