日米関税合意の波紋
 日米関税合意の波紋

 日米関税交渉の合意により、米国は日本車に対する関税を現在の27・5%から15%に下げる。一見すると大幅削減だが、これまでの関税は2・5%で従来の6倍。米市場を稼ぎ頭にしてきた日系メーカーへの打撃は引き続き大きい。一方、日本は米国からのコメ輸入を即時に75%増やすが、政府は加工用や飼料用に限られると説明する。今後を見通した。