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 弁護人の手元にある証拠書類が法廷の傍聴席から見えた。一枚の白黒写真。大きく拡大されて写るのは、被害者の左目だった。眼球の白いはずの部分が真っ黒になっている。事件を知る者であれば、それが「血に染まった痕」だと分かる。

 事件は昨年9月1日午前5時半ごろ、三田市内にある重度障害者たちの入所施設で起きた。