石川県穴水町の避難所で暖を取る人たち=2024年1月8日
 石川県穴水町の避難所で暖を取る人たち=2024年1月8日

 能登半島地震は帰省客の多い元日に発生し、被災者が避難所に殺到した。食料や防寒具などの物資だけでなく、運営に当たる自治体の職員も不足。石川県の初動対応を検証した第三者委員会の報告書は避難所の不備を認め、県の主体的な取り組みや被災市町との連携を求める。大規模災害は全国で発生する恐れがあり識者は「自分ごととして備え今回の教訓を生かすべきだ」と呼びかける。