石破茂首相(自民党総裁)は参院選を総括する両院議員総会に臨んだ。大敗の責任を認めながら当面の続投は譲らず、自身の進退について煮え切らない態度に終始した。その半面、政権の大黒柱である森山裕幹事長をはじめ党四役全員が辞意を伝え、首相の基盤は大きく揺らぐ。総裁選前倒しの是非を問う通達も出され、8日の意思確認に向けた攻防が本格化した。
石破茂首相(自民党総裁)は参院選を総括する両院議員総会に臨んだ。大敗の責任を認めながら当面の続投は譲らず、自身の進退について煮え切らない態度に終始した。その半面、政権の大黒柱である森山裕幹事長をはじめ党四役全員が辞意を伝え、首相の基盤は大きく揺らぐ。総裁選前倒しの是非を問う通達も出され、8日の意思確認に向けた攻防が本格化した。