「環境保全サービス」に積み重ねられた、破損した太陽光パネル=9月、岩手県奥州市
 「環境保全サービス」に積み重ねられた、破損した太陽光パネル=9月、岩手県奥州市

 使用済み太陽光パネルのリサイクル制度の整備が難航している。2030年代後半以降に大量のパネルが寿命を迎える見込みのため、政府はリサイクルの義務化を検討。だがリサイクル費を誰が負担するかという政府内の法的な整理がまとまらずに頓挫し、代替策を模索している。このままでは大量廃棄に対応できず、環境に悪影響を及ぼす恐れもある。