但馬地区里親会の阪本芳道会長(右端)らメンバーが定期的に集まる=豊岡市幸町
但馬地区里親会の阪本芳道会長(右端)らメンバーが定期的に集まる=豊岡市幸町

 但馬地域で親と離れて暮らす子どもを家庭に迎えて育てる里親らの「但馬地区里親会」は、制度を広く伝えて支え手を増やそうと、事務局を置く「たじま里親支援センターまんまる」(朝来市山東町大内)と協力し、各地で相談会を開いている。同里親会の阪本芳道会長(73)は1994年に里親として登録し、さまざまな事情がある子どもたちを育てながら制度の普及に努めてきた。(阿部江利)

■「運命が変わる様子見て、私たちも勉強に」

 阪本さん夫妻には実子が4人いるが、5人目を検討した際に里親をしていた知人を通じて制度を知り、年上の3人が小学生の時に里親に登録した。当時は施設に入所する児童が多く、夏休みや冬休みに期間限定で預かる季節里親から始めた。いろんな子が来たが、1週間もたつと実子らとも仲良くなり、帰るころには決まって「一緒におって」と言い出した。