後継者がいない農地を活用しようと、愛知県東部を中心にスーパーを展開する「渥美フーズ」(田原市)が和牛を放牧している。店舗から出た野菜の切れ端を堆肥にして果樹を栽培するなど、当初は循環型農業を実践していたが、取り組みを拡大。10月に和牛を初出荷した。全国で耕作放棄地が増加する中、渡会一仁社長(53)は「放棄されたままだともったいない」と有効利用に励む。(共同=諏訪圭亮)
後継者がいない農地を活用しようと、愛知県東部を中心にスーパーを展開する「渥美フーズ」(田原市)が和牛を放牧している。店舗から出た野菜の切れ端を堆肥にして果樹を栽培するなど、当初は循環型農業を実践していたが、取り組みを拡大。10月に和牛を初出荷した。全国で耕作放棄地が増加する中、渡会一仁社長(53)は「放棄されたままだともったいない」と有効利用に励む。(共同=諏訪圭亮)