美方郡の山間部で6~10月ごろに放牧される但馬牛について、兵庫県立大学自然・環境科学研究所の中濵直之准教授らの研究グループは、耕作放棄地での放牧がチョウや顕花植物(花を付ける植物)の多様性を回復させることを明らかにした。(長谷部崇)
県新温泉農業改良普及センターによると、美方郡では昨年、妊娠中の雌牛延べ272頭がシーズンオフ中のスキー場などに放牧された。近年は耕作放棄地も活用されており、研究グループによると、香美町村岡区だけでも約9ヘクタールの耕作放棄地で放し飼いされているという。
美方郡の山間部で6~10月ごろに放牧される但馬牛について、兵庫県立大学自然・環境科学研究所の中濵直之准教授らの研究グループは、耕作放棄地での放牧がチョウや顕花植物(花を付ける植物)の多様性を回復させることを明らかにした。(長谷部崇)
県新温泉農業改良普及センターによると、美方郡では昨年、妊娠中の雌牛延べ272頭がシーズンオフ中のスキー場などに放牧された。近年は耕作放棄地も活用されており、研究グループによると、香美町村岡区だけでも約9ヘクタールの耕作放棄地で放し飼いされているという。