取材に応じるBULLの宇藤恭士社長=2025年11月、宇都宮市
 取材に応じるBULLの宇藤恭士社長=2025年11月、宇都宮市

 宇都宮市で宇宙関連事業を手がけるスタートアップ企業「BULL(ブル)」が、スペースデブリ(宇宙ごみ)の発生を防ぐ装置を開発した。宇宙航空研究開発機構(JAXA)のH3ロケット6号機に今後搭載し、実証実験を行う。会社設立からわずか3年。海外展開も見据えるなど、事業が“軌道”に乗りつつある。(共同通信=相沢一朗)