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 古里・熊本の友人に会うため、九州自動車道を走っていた。猛暑が続く9月初めの朝。福岡から県境を越えた辺りで、前の車が次々と急停止した。緩やかなカーブで先の様子は見えない。しばらくすると、サイレンを鳴らして消防車や救急車が渋滞の脇をすり抜けていった。