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 1945(昭和20)年、作家の小松左京さんは神戸一中(現県立神戸高)の3年生だった。「大阪、神戸が焼野が原となって終戦、あとは占領下の闇市、食糧欠乏…」と書いている。その小松さんが初の長編「日本アパッチ族」の舞台にしたのは、米軍の爆撃で廃虚と化した旧陸軍の大阪砲兵工廠(こうしょう)跡だった。