1991年の夏だった。私は、図書館で偶然、一冊の本を手にしていた。女性の手がビデオテープをつかむ謎めいた表紙で、内容は想像がつかなかった。借りて帰り、少しだけ読んで就寝しようと思っていたが、ページを繰る手が止まらなくなり、朝までかけて読み終えた。それが、私の運命を変えた『リング』との邂逅(かいこう)だった。
1991年の夏だった。私は、図書館で偶然、一冊の本を手にしていた。女性の手がビデオテープをつかむ謎めいた表紙で、内容は想像がつかなかった。借りて帰り、少しだけ読んで就寝しようと思っていたが、ページを繰る手が止まらなくなり、朝までかけて読み終えた。それが、私の運命を変えた『リング』との邂逅(かいこう)だった。