2月22日は「猫の日」。JAFの公式アカウントX(@jaf_jp)によると、2024年10月の1ヵカ月間で「猫がエンジンルームに入り込んだ」という救援要請が28件あったといいます。「猫の命を守るためにも、乗車の前はボンネットなどエンジンルーム付近をやさしく叩くことを実践しましょう」と注意を呼びかけています。
■ボンネットを優しく叩いて「猫チェック」を
暖かい場所を求め、冬場にエンジンルームへ入り込むと思われがちですが、JAFには1年を通して猫が車に入り込むトラブルの救援要請があるといいます。そのため、暖かくなっても注意が必要。猫が入り込んでいることに気づかずエンジンをかけてしまうと、猫は驚いてパニック状態になるおそれもあります。「エンジンベルト」などに巻き込まれる場合があり、猫が命の危険にさらされるのはもちろんのこと、車の故障(ベルトの切れ、外れなど)にもつながるため、対策が必要です。
ただ近づくだけでは、猫がドライバーの存在に気づかない可能性もあります。猫の命を守るためにも、乗車の前はボンネットなどエンジンルーム付近を優しく叩きましょう。「エンジンをかける前にクラクションを鳴らす」ことや、屋外で車を保管する場合は「市販の猫避けグッズや臭いで近づけさせない薬剤などを使用する」という対策も有効とのこと。
【おすすめの猫チェック】
①ボンネットを「コンコン」とノックするように優しく叩く。
②耳を澄ます。
③猫が動く音や気配を感じたらボンネットを開けて中を確認する。
■どうして猫はエンジンルームを好むの?
「暖かい場所」や「狭い場所」を好む猫。駐車している車のエンジンルームは風雨が入りにくく、周辺に比べて「暖かい場所」といえます。暗く狭い空間でもあるので、警戒心の強い猫にとって、安心できる条件が揃っています。猫だけでなく、ネズミやヘビが入り込んだり、鳥が巣を作ったりする事例もあるのだそう。
▽出典
・JAF 公式アカウント/猫がクルマに入り込んだ時の対処法
・JAF 公式/猫がクルマに入り込んでしまったトラブル1カ月で28件!1年通して発生するトラブル、暖かくなっても引き続きご注意を!
・JAF 公式/猫がエンジンルームに入ることを知っていますか?
























