弱冷房車の必要性に関する議論がSNS上で大きな注目を集めている。
きっかけになったのはIchikawa Tamotsuさん(@ichitamo)が「気温が40℃を超えるような日は、弱冷房車中止でよいと思う」と紹介した一枚の画像。
電車の車両内にも関わらず「本体の温度が上昇したため、カメラを終了します。しばらくしてからお使いください。」という表示の出てしまったIchikawaさんのカメラ画面。たしかにここ数年は記録的な猛暑。電車に乗る時、弱冷房車に当たってしまいげんなりしている人は多そうだ。Ichikawaさんに話を聞いた。
ーーこの写真はどちらで撮影を?
Ichikawa:東京都青梅市を走るJR青梅線です。
ーー撮影当時の暑さは?
Ichikawa:撮影した日は全国的に酷暑で、このJR青梅線が走る東京都青梅市も気温が40℃を超え、ニュースにも取り上げられました。そんなとき電車に乗ったところ、車内がとても蒸し暑く、ふと見上げると弱冷房車だったのでこの投稿をした次第です。ちなみにこの路線、4両編成のうち1両が弱冷房車なのです。
ーー投稿に大きな反響がありました。
Ichikawa:驚きました。その大半が、40℃を超えるような暑い日は弱冷房車は中止でよい、むしろ強冷房車をつくってほしいという肯定的な意見でしたが、その一方で、冷え性の方やお腹が弱いという理由から弱冷房車は必要という意見も見られたので、暑いからといって弱冷房車を中止するわけにもいかないのだなということを学びました。ちなみに、その後のポストで、「気温が40℃を超えるような日でも弱冷房車は必要?」というアンケートでは、61,930票の回答があり、必要30%、不要70%という結果でした。
◇ ◇
SNSユーザー達から
「極冷房車導入して欲しい」
「強冷房車6両くらい作って欲しい。 通勤ラッシュ時は常に13℃くらいにしてほしい 今のままじゃ電車に飛び込まなくてもタヒ人出るよ。」
「多分少数派なんだろうということは分かってるけど、汗かいた状態で冷房効いてるとこ入ると腹壊すから40℃超えてる日こそ必要だと思ってる」
「もしかしてだけど 無冷房車と強冷房車を隣に配置すれば わざわざ仕事帰りサウナに行かずとも 『整う』のではないだろうか」
など数々の意見が寄せられた今回の投稿。読者のみなさんは弱冷房車についてどのように感じているだろうか?
なお今回の話題を提供してくれたIchikawaさんは日々X上で、地元、東京・多摩地域の話題から電車、バス、イオン、ドンキホーテ、ガスト、ココスなどについてさまざまな情報を発信している。ご興味ある方はぜひチェックしていただきたい。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)