長髪だった来店時の姿。落ち着いた表情からも、イメチェンへの決意が感じられます/横井拓徹さん(@yokkoi_beautician)提供
長髪だった来店時の姿。落ち着いた表情からも、イメチェンへの決意が感じられます/横井拓徹さん(@yokkoi_beautician)提供

「美人さんかと思ったらイケメンだった!」

Instagramで5万件以上のいいねが集まったのは、女の子に間違われるほど長髪だった中学1年生の劇的イメチェン。美容師の横井拓徹さん(@yokkoi_beautician)が施術したフェザーショートへの大変身が、SNSで大きな反響を呼んでいます。

長年伸ばしてきた髪の扱いに困り、中学校入学を機に思い切ったイメチェンを決意したそうです。

横井さんは、まず傷みの激しい部分をバッサリとカット。スタイリングしやすく、見た目もスッキリするように整えました。

「色も暗くして、カッコよく落ち着いた印象に仕上げました」と横井さん。髪色にもこだわりをプラス。大きな変化を遂げながらも、日常の手入れがラクになるよう工夫しました。

カットでは、今注目のフェザーショートを採用。後ろへ流れる毛流れと、顔周りに少しかかるカールで、自然な動きを演出しました。

「トレンドを意識しつつ、お客様の雰囲気に合うように調整しています」(横井さん)

この絶妙なバランスが、垢抜け感と清潔感を両立させています。

髪型を提案する際、横井さんが最も大切にしているのは「お客様のお悩みや要望をしっかり聞き取り、それを解決へ導けるスタイルを提案すること」。今回は「カッコよくなりたい」「普段セットしやすいように」「傷んだ部分をバッサリ切りたい」という希望を受け、全てを反映させた仕上がりとなりました。

横井さんのもとには、Instagramを見た女性からの依頼で来店する男性客が多いそうです。

「奥様や彼女さんから『カッコよくしてほしい』とお願いされることもよくあります。髪やお洒落に無頓着な方や、新しいことに挑戦したい方が、お任せで来られるケースがほとんどですね」

、「似合う髪型が分からない、オシャレに垢抜けたい、イメチェンして気分を上げたい、自信をつけたい。そんなお客様を、ヘアスタイルを通じて全力で応援したいです」

長年の悩みを解消し、自分らしいカッコよさを手に入れた今回の事例。髪型ひとつで表情も雰囲気も大きく変わることを教えてくれる一例となりました。