光の差し込む窓を背に後ろ足で立ち、白いカーテンを身にまとうようにして立つ猫さんの写真がまるで「シスター」のようだと「X」で大きく注目されました。記事執筆時点で投稿にはなんと「22万件」もの「いいね」がついています。
純白のカーテンがベールのように優しく猫さんの頭部を包みこみ、こちらに向かって両手をさしのべるかのような清らかな姿に、「美しい」「奇跡」「尊い」などの賛辞が寄せられ、「なんて美しい……やはり天使…」「これはもう絵画」「祈りたくなる」と魅了され、癒やされる人が続出しました。
「シスター」
というひと言と「#世界猫の日」のハッシュタグとともに愛猫の写真を投稿したのは、「小野一俊」(@kazutoshi_ono_)さん(以下、小野さん)のアカウントです。
小野さんは約4年前、「猫の島」ともいわれる宮城県石巻市の田代島を訪れたことが縁となり「ウミ」ちゃんと「ジン」君という同じお母さんから生まれた子猫たちをお迎えし、その姿を撮影した写真をSNSに投稿しています。
今回話題になったジン君は以前、ゲーム「ストリートファイター」のような見事な蹴り技を披露した写真が話題になり「まいどなニュース」でもご紹介したこともありました。
小野さんに今回話題になった写真を撮影した時のことをお聞きしました。
■カーテンを隠れ蓑におもちゃで遊んでいた
--なんと男の子でしたか、ジン君はこの時なにをしていたのでしょう?
猫は隠れたところから獲物を狙うことが好きなのですが、この時はカーテンを隠れ蓑に見立てて、大好きな紐のおもちゃで遊んでいる最中でした。
--この姿をご覧になってどう思われましたか?
カーテンがベールのような役割を果たしていて、清らかさが増していると思いました。
■「この写真の浸透度の高さ」
なお、小野さんは、「多くの反響があり、チョットびっくりしております。かなり多くの方から、アザラシに見える、牛若丸に見える等のご意見もあり、人によっていろんな見方があるんだなと感じました」と今回の大反響についての感想をのべました。
さらに「また、複数の方からファンアートのようなものをお送りいただき、この写真の浸透度の高さを感じました」と愛猫の写真が多くの人の心をとらえたことへの喜びを話しています。
【展覧会のお知らせ】
「東京カメラ部2025写真展」(会場:渋谷ヒカリエ9F「ヒカリエホール ホールA」、会期:9/12-15)にてジン君とウミちゃんの写真を展示予定
(まいどなニュース特約・山本 明)