ドイツ・ミュンヘンの「IAAモビリティ」で報道陣に披露されたBMWの新型EV「iX3」=8日(共同)
 ドイツ・ミュンヘンの「IAAモビリティ」で報道陣に披露されたBMWの新型EV「iX3」=8日(共同)

 【ミュンヘン共同】欧州最大級の自動車ショー「IAAモビリティ」の一般公開が9日、ドイツ南部ミュンヘンで始まる。地元の欧州メーカーが電気自動車(EV)の技術力を競い、中国メーカーも存在感を示しそうだ。関連イベントを含めて14日まで開く。

 ショーは8日に報道公開され、ミュンヘンが拠点のBMWは新型EV「iX3」を出展した。航続距離は最大800キロ以上。短時間で充電できると説明し、使い勝手の良さをアピールする。2026年春から欧州を皮切りに売り出す。ドイツのフォルクスワーゲン(VW)は新型EV「ID.クロス」の試作車を紹介した。

 トヨタ自動車など日本の自動車大手は出展を見送る。