“パワーカップル”の資産運用の実態は… ※画像はイメージです(maru54/stock.adobe.com)
“パワーカップル”の資産運用の実態は… ※画像はイメージです(maru54/stock.adobe.com)

共働きで世帯年収の高い“パワーカップル”における資産運用の実態はどのようなものなのでしょうか。不動産経営のコンサルティングを展開するホームコンサルティングソリューションズ株式会社(愛知県名古屋市)が実施した「パワーカップルの資産運用実態と不動産投資への関心調査」によると、6割超が「1001万円以上」を運用していることがわかりました。

調査は、資産運用を行っている、全国20~60歳のパワーカップル(夫婦それぞれが年収700万円以上、世帯年収1400万円以上)500人を対象として、2025年7月にインターネットで実施されました。

資産運用を行っているパワーカップルに、「銀行預金を除いた資産運用額」について聞いたところ、「1001万円以上」(61.6%)が最も多くなり、「501万~1000万円」(18.6%)も合わせると約8割が「501万円以上」を資産運用に回していることがわかりました。

そこで、「直近3年間の資産運用における成績」を聞いたところ、「利益501万円以上」(26.8%)や「利益101万円~500万円」(23.6%)、「利益51万円~100万円」(17.2%)などが上位に挙がり、半数以上が「100万円以上」の利益を獲得していることが明らかになりました。

また、「現在行っている資産運用」としては、「株式投資」(66.8%)や「投資信託」(58.6%)のほか、「iDeCo」(32.8%)、「貯蓄型保険」(32.0%)、「不動産投資」(31.8%)、「外貨預金」(30.8%)といった意見も挙げられました。

次に、「興味がある不動産投資物件」を聞いたところ、「ワンルームマンション」(30.8%)や「ファミリー向けマンション」(22.4%)などが上位に挙げられたものの、「不動産投資に興味がない」(38.8%)が最も多くなっています。

なお、不動産投資物件に興味があると回答した306人に、「不動産投資をする際に許容できる借入金額」を教えてもらったところ、「借り入れはしたくない」(24.5%)という意見が最も多くなりました。

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【出典】
▽ホームコンサルティングソリューションズ調べ