ブックオフでロシア国家親衛隊の制服とおぼしき迷彩服が発見され、SNS上で大きな注目を集めている。
「ちょっと待って」
とその模様を紹介したのはAlexej(あれくせい)さん(@Alexej_Vzor61)。
1500円以下のコート、セットアップのコーナーに雑然と陳列された件の迷彩服。たしかに腕に貼られたワッペンはロシア語のようだが果たして?
あれくせいさんにお話を聞いた。
ーーどちらで発見されたのでしょうか?
あれくせい:詳細は明かせませんが都内のブックオフでした。
ーー制服をご覧になったご感想を。
あれくせい:その場に全く溶け込めていない迷彩服が古着コーナーにあり驚きました。腕には大きなМВД(ロシア内務省)ワッペンが付いており、セールコーナーで異様な存在感を放っていて笑ってしまいました。ロシア製品に共通するサイズ表記があったので、ロシア製で間違いないと思います。生地は少し硬めで、風を防ぐのに役立ちそうです。
ーー本物なのでしょうか?
あれくせい:あまり詳しくはありませんが、今回発見したこの迷彩服は、迷彩パターンは同じでも、実際に国家親衛隊で使われていたものではなく、一般人でも手に入れることができる民生品です。また、ワッペンは元から付いていたというよりは、以前の所有者が後から付けた可能性があります。
防風性能のあるこのような民生品は、軍に関する祝日や祭りの多いロシアでは比較的容易に手に入るかもしれません。しかし日本で、しかもこの値段で見かけるのはかなり珍しいと思います。
ーー着心地はいかがでしたか?
あれくせい:ポリエステルの比率が多いように感じますが、それほどゴワつきはなく、頑丈なつくりであるように感じます。 またサイズはロシア表記で56-4でした。各メーカーによってサイズは異なりますが、56は胸囲110~114cm、4は身長170~176cmに相当します。
ーーご投稿に対し大きな反響がありました。
あれくせい:投稿を見返すと、多くの方がすぐにロシア製だと気付くほど、とにかくワッペンのインパクトが強すぎて面白かったです。
◇ ◇
SNSユーザー達から
「買った方が良いです!」
「素人目にはワッペンで適当にオシャレ感をつけた単なる中古服にしか見えないけど、知識がある人が見れば「何故ロシアの制服がこんな場所で売られているんだ?!」って驚愕できるんだなぁ~。」
「欲しい…けど買っていいやつ…?これ 後で怖いお兄さん来ない?(;´∀`)」
など数々の驚きの声が寄せられた今回の投稿。本物の制服ではなくあくまでもレプリカということだが、元の持ち主はおそらく相当のこだわりを持ってこの服を着ていたに違いない。この服がどのような経緯でブックオフに並んだのか気になるところだ。
(まいどなニュース特約・中将 タカノリ)

























