年賀はがきを購入した客に記念品を手渡す濱中治さんや桂きん太郎さん=30日午前、神戸市中央区栄町通6、神戸中央郵便局(撮影・斎藤雅志)
年賀はがきを購入した客に記念品を手渡す濱中治さんや桂きん太郎さん=30日午前、神戸市中央区栄町通6、神戸中央郵便局(撮影・斎藤雅志)

 2026年用お年玉付き年賀はがきの販売が30日、全国の郵便局で始まった。神戸中央郵便局(神戸市中央区)で記念イベントがあり、元阪神タイガース選手の濱中治さんや落語家の桂きん太郎さんが登場。地元の熊内幼稚園の園児21人もダンスを披露し「年賀状買ってねー」と呼びかけた。

 濱中さんは現在、独立リーグ球団「和歌山ウェイブス」のゼネラルマネジャーを務めており、「選手からの年賀状に『来年こそはレギュラーとります』と手書きで書いてあると、やる気が見える」と年初の楽しみを語った。

 はがきは、来年の干支・馬をあしらったデザインのほか、阪神タイガース選手の写真などがプリントされた3枚セット(900円)も近畿限定で販売されている。兵庫県限定版には、復元整備から50年を迎えた五色塚古墳と明石海峡大橋が描かれている。

 日本郵便によると、当初発行枚数は前年比約3割減の7億5千万枚。1月9日まで販売し、引き受けは12月15日から。(尾仲由莉)